投資にも生きている銀座のママに教わったプロ根性

2013-04-19

銀座でボーイをしていた頃、クラブのママにはとてもお世話になりました。
最初は少し怖い印象がありましたが、慣れてくると優しい人だと分かり、いろいろ行きていくうえでアドバイスしてもらうことも少なくありませんでした。
いつか業種は違えど独立して商売をしたいと考えていた私は、ママの話を興味深く聞いていました。
仕事前の同伴が無い日はカウンターでお茶を飲みながら、冗談を交えて話てくれたので営業中では聞けない話もたくさんありましたが、時々ママのプロ意識を感じさせる話も多かったのを覚えています。
週の半分は同伴で高級なレストランに行くママですが、その後お店でのお酒の量も相当なものですので、よく体が悲鳴をあげないものだと不思議に思っていました。
確かに食事ではセーブすることは可能でしょうが、客にご馳走させているわけですから、それなりに楽しそうに飲んで食べて振る舞わないといけません。
でないと同伴する客がつまらなく感じてしまうからです。
私達なら喜んで食べれますが、ママからすれば体調が優れないこともあるでしょうから、美味しくない日もあるはずです。
そういう話をしていましたら、ママが教えてくれました。
取り敢えずできるだけ食べて飲んで客にはつらい顔は見せないけれど、お手洗いに行った時に喉に指を突っ込んで全部吐き出すのよと平然とした表情で言いました。
勿体ない話だなあと私は思いましたが、そうしないとお店でお酒飲めないじゃない?それじゃ売り上げにならないじゃないの。
そう言うママの表情はとても逞しく、そしてかっこ良く見えました。
銀座で働く女の強さを実感した気がしました。
今でも、そんなプロ意識を持った、銀座のクラブのママも多くいるんだろうな~、と考えたりすることがあります。